麥酒を酌みて談話す

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ドイツで高評価の日本のキューピーマヨネーズ

ドイツに住んでいる日本人の多くが一様に口にすることの一つが、日独のマヨネーズの味の違いである。もっとも日本人が言う日本のマヨネーズとは基本的にはキューピーマヨネーズのことである。ドイツでもアジア食材店に行けばキューピーマヨネーズは簡単に手に入るが、買う場所には注意が必要である。アマゾンなどでも販売しているが、基本的にはアジア食材店の方が価格が少し安いように思う。

ドイツで売られている主流のマヨネーズといえばTHOMYなどだが、日本人でキューピーと比較して「日本のマヨの方が美味しい」という言い方をする人も多いのだが、この決めつけはやや不公平な感じがする。

ドイツで売れ筋のTHOMYのマヨネーズ

確かにドイツの商品比較サイトでも、キューピーマヨネーズは第4位につけており(2026年3月現在)、1位はトリュフ入りの特殊なマヨネーズであることを考慮すると、キューピーはドイツのマヨネーズ市場でかなり健闘して高評価であると言える。

ただ、マヨネーズは商品によって成分が変わり、使い方に合わせて商品を選ばないといけないので、あたかも一つの最上マヨネーズがあるというような言い方は極論のように思うのだ。たとえば、ドイツ人のマヨネーズの使い方で典型的なのはPommes Frites(フライドポテト)につけることだと思うが、Pommesに合うのは全卵使用で酸味があるマヨネーズと言われている。油の乗ったPommesを食べ続けるにはキレのある酸味を合わせることが必要なのだ。この場合、卵黄のみをたっぷり使い酸味もマイルドに仕上げている日本のマヨはフライドポテトには負けてしまう気がする。

一方、過去のアスパラガスについての記事でも書いたのだが、日本人で白アスパラにマヨネーズをつけて食べる人は多いだろう。これはドイツ人からするとアスパラガスへの冒涜的な食べ方なのだが、日本のマヨは卵黄使用分が多いので、ドイツのマヨに比べればオランデーズソースにより近いので、ドイツ人が考えるほどひどい食べ方ではないように思うのだ。

冷蔵庫に日本のマヨ、ドイツのマヨ、それぞれを買い揃えて、使い分けるのがいいように思うのだ。